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平成28年度産業教育フェアを見てきました。その3

平成28年度産業教育フェアを見てきました。 レポートその3です。

 

平成28年度千葉県高等学校産業教育フェア
・千葉県特別支援学校ものづくりフェア

期日 2016年10月30日 (日曜日)10時~16時
(入場無料・事前予約不要)
場所 イオンモール幕張新都心(千葉市美浜区豊砂1-1)

で開催されました。

 


 
今回の記事は、屋外で行われたステージ上の発表をご紹介します。

産業教育フェアステージ上の発表

 

多古高校・旭農業高校合同楽団の演奏

 
多古高校と旭農業高校の合同ブラスバンドの演奏です。 

    演奏曲目は

  1. 『シュガーソングとビターステップ/UNISON SQUARE GARDEN』
  2. 『SMAPメドレー』
  3. 『宝島/T-SQUARE』

以上が演奏されました。
2校合同の吹奏楽団ですが、とても息があった演奏だったと思います。
アニメ『血界戦線』EDテーマを取り入れるなど、いかにも今時らしい選曲でした。 MC(司会)もなかなか良かったと思います。 🙂


 
演奏風景

佐倉東高校【服飾デザイン科】のファッションショー

 
「近未来的なファッション」から「着物」まで様々なデザインの服飾が登場しました。 佐倉東高校には「服飾デザイン科」があり2年次より「和裁コース」「洋裁コース」に分かれて専門的な技術や文化的な背景を学びます。 どれも素晴らしい出来だと思います。

スライドショーには JavaScript が必要です。

コマ対戦

 
昨年11月、市川工業高校で「総合技術コンクール」が開催されたとき、機械科演示室で「コマ大戦 市川工業高校特別場所」として同時開催されました。

この「コマ大戦」がイオン幕張新都心へ場所を変え行われました。
実況担当者や審判は、千葉県内の各地で行われるコマ大戦ではお馴染みの顔です。 
今回の大会では「県内の工業系学校」と「ポリテクカレッジ千葉校・成田校」が優勝を目指します。 出場選手の中には、女子もいました。 

千葉県製造業コマ大戦(ちばコマ)の皆さんが大会を仕切り、ポリテクカレッジ千葉の職員の方々がサポートしていました。
すべての対戦が終わるまで、2時間近くかかるので、管理人の都合もありすべてを見ることができませんでした。 詳細なレポートができず申し訳ございません。

優勝校など詳細は、下記のリンク先をご覧ください。

今回のコマ大戦に関する「ちばコマFacebook」の投稿を下記に貼り付けてみました。


⭐ 今回のコマ大戦の写真をたくさん見ることができます。

2016.10.30 イオンモール幕張新都心 特別場所 in 平成28年度千葉県高等学校産業教育フェア・アルバム| Facebook


今回で、平成28年度千葉県高等学校産業教育フェア・千葉県特別支援学校ものづくりフェアのレポートを終了します。 フェア当日は、小雨が時折降る肌寒い日でしたが、元気な高校生の様々な活動を見ることができ、とても有意義でした。
 
編集後記:
今回の反省点は、途中でカメラの電池が切れてしまったことです。
慌てました・・・なんとか携帯電話のカメラ機能でカバーしました。 写真のサイズや粗さがまちまちなのは、そのせいです。
ご了承ください。

イオンモール幕張新都心 3階テラスからの眺め
イオンモール幕張新都心 3階テラスからの眺め

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コマ大戦 市川工業高校特別場所 決勝

全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所
in
第32回総合技術コンクール

 
主催:千葉職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ千葉)
共催:千葉県製造業コマ大戦実行委員会
日時:平成27年11月28日(土)10:30~
場所:千葉県立市川工業高等学校 機械科演示室(2階)
開催されました。

 
総合技術コンクールの競技の合間を見て、当サイト管理人も、見学しました。 

決勝の様子から

 

「決勝戦の組合せ発表」と「決勝の様子」
「優勝した選手へのインタビューの様子」
「エキシビションマッチの様子」
「表彰式」
「千葉県製造業コマ大戦実行委員会 会長の言葉」
「ポリテクカレッジ千葉 校長の言葉」

決勝の動画から

 
決勝戦は「ポリテクカレッジ成田」と「下総高校」という組合せで、「短大生 対 高校生」という歳の差対決となりました。 
ちなみに、ポリテクカレッジ成田は、厚生労働省管轄の工科短期大学校です。(正式には千葉職業能力開発短期大学校・成田校)
「航空機整備科」と「生産技術科」が設置されていますが、今回出場したのは「生産技術科」の選手と思われます。
下総高校は、成田市にある総合専門高校です。 校名に「工業高校」とは付いていませんが、航空車両整備科(工業系)が設置されています。

優勝したのは、「ポリテクカレッジ成田」(ナリタキャップ)でした。

🎉 おめでとうございます!

 
決勝の試合は、
×下総高校(コマだ3号) VS ポリテクカレッジ成田(ナリタキャップ)○


選手がキャップをかぶっていたのも、そうですが・・・「ナリタキャップ」って、競馬馬のようなネーミングですね。

こぼれ話として・・・実は、下総高校が持参したコマは、20mm以下という規定から僅かに外れたコマでした。 そのままでは出場できないので、市工の工作機械(グラインダ?)を使って微調整したそうです。 (微調整は旋盤での加工ではなかったらしい) 
そのせいで、若干大会全体のスケジュールが押したそうです。

おそらく市工での微調整は、機械操作に慣れている市工の関係者が作業にあたった思われます。 「この微調整が、いい方に転んで2位という成績になったのでは?」と実況の人が言っていましたが、実のところわかりません。

2位になった「下総高校」には、主催者の「ポリテクカレッジ千葉」が製作した「特製土俵」が贈呈されました。 
この「特製土俵」には、千葉県の工業高校・工業系学科を持つ専門高校 全8校の校章が印刷されています。 工業高校が優勝すると想定してか、この「特製土俵」を優勝校に贈呈する予定でした。
しかし短期大学校である「ポリテクカレッジ成田」が優勝した為、次点の「下総高校」に贈呈されました。


エキシビションマッチの動画から

 
エキシビションマッチは、
○(有)シオンの山田社長 VS ポリテクカレッジ成田(ナリタキャップ)×


 
エキシビションマッチは、解説者として招待した「有限会社シオンの山田社長」との対決です。
岐阜にある「有限会社シオン」は、企業同士で対決するレベルの高い「全日本製造業コマ大戦」で全国制覇したことがあります。
技術力の高い企業です。 山田社長はシオンチームの中心人物で、「全日本製造業コマ大戦」でも大御所的立場です。

当然ながら、「ポリテクカレッジ成田」は、山田社長に完敗しました。

動画の中のやりとりを見ていただければわかると思いますが、記念に「有限会社シオン製」のコマ(市販品)が、「ポリテクカレッジ成田」の選手に贈呈されました。 このコマを手本に、更なるレベルアップが出来るとよいですね。

今回の「コマ大戦 市川工業高校特別場所」に参加した選手は、ほぼ全てと言っていいほど、「次回開催することがあれば是非参加してみたい」というコメントをしていました。 ものづくり教育の一環としてコマ大戦の試みが継続されることを期待したいと思います。


「コマ大戦 市川工業高校特別場所」の最終的なまとめ

 
ポリテクカレッジ千葉でまとめた、最終的なまとめがpdfで見ることができます。 下記のリンク先をご覧ください。

「ポリテクカレッジ千葉」の中山校長と閉会後お話をしました。
  
今大会を開催するにあたり関係各位との調整など大変だったということでした。 その甲斐もあり、大会は大成功に終わったのではないかと思います。 「総合技術コンクール」と「コマ大戦」の趣旨は重なる所があり、「ものづくり教育」のPRに大変役だったと思われます。

別件ですが・・・今大会の前日、市工PTAの研修旅行が行われました。 目的地は「日大生産工学部」と「ポリテクカレッジ成田」と「成田空港」でした。 「ポリテクカレッジ成田」では、中山校長もPTA一行と同行したそうです。

  


勝敗表

下部のスクロールバーを動かしてご覧ください。


今回で「全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所」の特集を終了します。

コマ大戦 市川工業高校特別場所 準々決勝・準決勝

全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所
in
第32回総合技術コンクール

 
主催:千葉職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ千葉)
共催:千葉県製造業コマ大戦実行委員会
日時:平成27年11月28日(土)10:30~
場所:千葉県立市川工業高等学校 機械科演示室(2階)
開催されました。

 
総合技術コンクールの競技の合間を見て、当サイト管理人も、見学しました。 
 

準々決勝の様子から

 

「予選結果発表の風景」
「準決勝進出の選手」と「出場選手の記念撮影」
「ゲストの解説者の挨拶」と「準々決勝の様子」

準々決勝の動画から

 
準決勝からは、二連続で勝利しないと勝ち進めないルールとなります。
一方的な試合は少なく、どのチームも実力は僅差です。 
なかなか、熱の入った試合の連続でした。 🙂

①準々決勝の試合は、
○千葉工業高校(けんちゃん) VS 市川工業高校(こだわりの持ち手)×


②準々決勝の試合は、
○下総高校(コマだ3号) VS 船橋高等技術専門校(F-Gisen)×
残念ながらカメラが不調だったため撮影できませんでした。


③準々決勝の試合は、
×京葉工業高校(鉄人04号) VS 市川工業高校(ヴァーニングナガミネファイター)○


④準々決勝の試合は、
○ポリテク成田(ナリタキャップ) VS 千葉工業高校(厳根)×


準決勝の動画から

 
①準決勝の試合は、
×千葉工業高校(けんちゃん) VS 下総高校(コマだ3号)○


②準決勝の試合は、
×市川工業高校(ヴァーニングナガミネファイター) VS ポリテク成田(ナリタキャップ)○


勝敗表

 
下部のスクロールバーを動かしてご覧ください。


次回も、同時開催された「全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所」の様子をお送りします。
ご期待下さい。

コマ大戦 市川工業高校特別場所 予選

全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所
in
第32回総合技術コンクール

 
主催:千葉職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ千葉)
共催:千葉県製造業コマ大戦実行委員会
日時:平成27年11月28日(土)10:30~
場所:千葉県立市川工業高等学校 機械科演示室(2階)
開催されました。

 
総合技術コンクールの競技の合間を見て、当サイト管理人も、見学しました。 

「コマ大戦 市川工業高校特別場所」とは

 
koma2015a

コマ大戦とは

全国の製造業や学生が、誇りをかけて製作したコマを持ちより、一対一の真剣勝負を行う大会です。相手よりも長く回った方が勝ちとなります。直径20mm以下の小さなコマの熱い戦いです。コマ大戦を通じて技術向上や一人でも多くの方に製造業、「ものづくり」に興味を持ってもらうことが目的です。

全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所 in 第32回総合技術コンクール パンフレットより引用

参加資格は学生

全日本製造業コマ大戦市川工業高校特別場所は、千葉県内の工業高校、技術専門校、工業高等専門学校、ポリテクカレッジで学ぶ学生が対象です。これからの「ものづくり」分野を支える学生たちの技術向上、「ものづくり」の楽しさを知ってもらうこと、相互交流が目的です。若者たちの熱い戦いが始まります。

(参加予定)
千葉県立千葉工業高等学校、千葉県立市川工業高等学校
千葉県立京葉工業高等学校、千葉県立東総工業高等学校
千葉県立下総高等学校
千葉県立船橋高等技術専門校
千葉職業能力開発短期大学校(千葉校、成田校)

全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所 in 第32回総合技術コンクール パンフレットより引用

「全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所」は、主催のポリテクカレッジ千葉の呼びかけで学生対象に開催された「特別場所」です。 総合技術コンクールとも趣旨が近いので、市川工業高校の協力を得て同時開催されました。
競技の進行・ジャッジは、千葉県製造業コマ大戦実行委員会の皆様が仕切ってくれます。

総合技術コンクールには、機械分野として、「溶接」「製図」がありますが、「旋盤」がありません。
さしずめ、コマ大戦は「旋盤」の加工技術を競う競技と言えるでしょう。 外観形状・コマの軸のセンタリング技術・軸の先端形状・コマの材質・重心位置等いろいろノウハウがありそうです。
コマ大戦は、「コマの精度」もさることながら、「コマの回し手の技」も加味されるので、単なる加工技術の優劣という訳でもありません。 
チームによっていろいろ作戦もあるようです。 

以下のリンク先は、本家「全日本製造業コマ大戦」のサイトです。 こちらは企業がメインとなっています。

 

午前中の予選の様子から

 

機械科演示室付近の風景
二つの土俵で行われた予選
土俵際の選手と行司の様子

コマを左手で回したり、回す瞬間を手で隠すなどの作戦があります。 特に「重量級のコマ」に不利な「軽量級のコマ」は、対戦相手によって作戦をたてる必要があります。
また「回し手の指先の力」がものを言います。

会場全体の雰囲気と観衆



 
選手は、7校19チームで、中には二人組のチームもあったので選手だけでも20数人はいたでしょうか? 引率の先生・主催者・共催者の関係者、コマ大戦のファン等で、機械科演示室はほぼ満席、立見の方もいました。 
実況のスタッフは盛り上げ上手で、元々のコマ大戦のファンもいるせいもあって、総合技術コンクールにはない熱気を感じました。


次回も、同時開催された「全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所」の様子をお送りします。
ご期待下さい。