タグ別アーカイブ: 機械科

2016 第62回 『市工祭』 ME棟の展示

平成28年11月4日(金)・5日(土)
第62回 市工祭
「2016 輝け!市工シャイニング!!」
が開催されました。

 
当サイト管理人は、2日目の11月5日の一般公開日に伺いました。
今回は、その3です。

機械科の展示

 
ME棟2階の機械科の展示室です。
例年通り「実習で使う道具」等の展示品が主でした。
今年特に目を惹いたのは、板金溶接作品の「恐竜」でした。

鋳物作品
鋳物作品

板金溶接作品(恐竜)
板金溶接作品(恐竜)

電気科の課題研究作品

 
ME棟3階の電気科の展示です。
今回は、時間の都合もあり、すべての作品・説明パネルの撮影が出来ていないです。 ご容赦ください。




電気科のモノづくり体験

 
今年は、小コンピュータ室・高圧実験室を開放してモノづくりワークショップが行われていました。

ミニ四駆の大きなコースが作られていました。 そこでミニ四駆の試走ができたようです。
電子工作・バッグ製作のコーナーは盛況でした。

例年行われている「雷実験」も電気科らしくてよかったのですが、趣向を変えてモノづくりワークショップを行ったのは良かったと思います。
電子工作・バッグの製作やミニ四駆など来場者が興味を持ちやすく、また参加しやすい内容だったと思います。


ミニ四駆のコース
ミニ四駆のコース

ミニ電車の乗車体験

 
ミニ電車(5インチゲージ)の乗車体験は、ここ数年定着した電気科の目玉企画です。
ほぼ完成したとみられるミニ電車は、動作も安定していて危なげないです。 「今年のミニ電車」と「4・5年前の研究途中の動作不安定なミニ電車」と比較すると感慨深いです。 当時が懐かしく思い出されます。
ミニ電車の辺りで、電気科の卒業生とみられる方々が、和気あいあいとしていたのが印象的でした。


ロボット技術研究部のロボット操作体験・展示

 
ロボット技術研究部の展示は、ME棟3階の階段教室です。
今年は、ロボット操作体験やロボット競技(バルーンファイト)の実演などが行われました。
レゴブロックが教育用ロボットとして開発した「マインドストーム」でボールを移し替える操作が体験できます。 「マインドストーム」はワイヤレスのゲームコントローラで操作します。 女の子が操作していました。 結構上手です。



バルーンファイトロボット
バルーンファイトロボット

さて、今年のロボット技術研究部の展示で残念だったのは、無線班の活動が無かったことです。 去年の展示でも、アマチュア無線の資格取得者は僅か1名しかおらず無線機はセッティングされていたものの、交信はほとんど行われていなかったと思います。
今年は、その残り1名も卒業してしまったか無線班の活動は休止状態のようです。 ME棟屋上にあったHFのアンテナも撤去されているようです。

創立70周年を機に再開した無線班、このまま無くなってしまうのも寂しいので、どなたか続けてくれたらなぁと個人的には思っています。


次回も市工祭の話題をお届けいたします。 今後をご期待下さい。

平成28年度産業教育フェアを見てきました。その3

平成28年度産業教育フェアを見てきました。 レポートその3です。

 

平成28年度千葉県高等学校産業教育フェア
・千葉県特別支援学校ものづくりフェア

期日 2016年10月30日 (日曜日)10時~16時
(入場無料・事前予約不要)
場所 イオンモール幕張新都心(千葉市美浜区豊砂1-1)

で開催されました。

 


 
今回の記事は、屋外で行われたステージ上の発表をご紹介します。

産業教育フェアステージ上の発表

 

多古高校・旭農業高校合同楽団の演奏

 
多古高校と旭農業高校の合同ブラスバンドの演奏です。 

    演奏曲目は

  1. 『シュガーソングとビターステップ/UNISON SQUARE GARDEN』
  2. 『SMAPメドレー』
  3. 『宝島/T-SQUARE』

以上が演奏されました。
2校合同の吹奏楽団ですが、とても息があった演奏だったと思います。
アニメ『血界戦線』EDテーマを取り入れるなど、いかにも今時らしい選曲でした。 MC(司会)もなかなか良かったと思います。 🙂


 
演奏風景

佐倉東高校【服飾デザイン科】のファッションショー

 
「近未来的なファッション」から「着物」まで様々なデザインの服飾が登場しました。 佐倉東高校には「服飾デザイン科」があり2年次より「和裁コース」「洋裁コース」に分かれて専門的な技術や文化的な背景を学びます。 どれも素晴らしい出来だと思います。

スライドショーには JavaScript が必要です。

コマ対戦

 
昨年11月、市川工業高校で「総合技術コンクール」が開催されたとき、機械科演示室で「コマ大戦 市川工業高校特別場所」として同時開催されました。

この「コマ大戦」がイオン幕張新都心へ場所を変え行われました。
実況担当者や審判は、千葉県内の各地で行われるコマ大戦ではお馴染みの顔です。 
今回の大会では「県内の工業系学校」と「ポリテクカレッジ千葉校・成田校」が優勝を目指します。 出場選手の中には、女子もいました。 

千葉県製造業コマ大戦(ちばコマ)の皆さんが大会を仕切り、ポリテクカレッジ千葉の職員の方々がサポートしていました。
すべての対戦が終わるまで、2時間近くかかるので、管理人の都合もありすべてを見ることができませんでした。 詳細なレポートができず申し訳ございません。

優勝校など詳細は、下記のリンク先をご覧ください。

今回のコマ大戦に関する「ちばコマFacebook」の投稿を下記に貼り付けてみました。


⭐ 今回のコマ大戦の写真をたくさん見ることができます。

2016.10.30 イオンモール幕張新都心 特別場所 in 平成28年度千葉県高等学校産業教育フェア・アルバム| Facebook


今回で、平成28年度千葉県高等学校産業教育フェア・千葉県特別支援学校ものづくりフェアのレポートを終了します。 フェア当日は、小雨が時折降る肌寒い日でしたが、元気な高校生の様々な活動を見ることができ、とても有意義でした。
 
編集後記:
今回の反省点は、途中でカメラの電池が切れてしまったことです。
慌てました・・・なんとか携帯電話のカメラ機能でカバーしました。 写真のサイズや粗さがまちまちなのは、そのせいです。
ご了承ください。

イオンモール幕張新都心 3階テラスからの眺め
イオンモール幕張新都心 3階テラスからの眺め

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平成28年度産業教育フェアを見てきました。その2

平成28年度産業教育フェアを見てきました。 レポートその2です。

平成28年度千葉県高等学校産業教育フェア
・千葉県特別支援学校ものづくりフェア

期日 2016年10月30日 (日曜日)10時~16時
(入場無料・事前予約不要)
場所 イオンモール幕張新都心(千葉市美浜区豊砂1-1)

で開催されました。

今回の記事は、屋外で行われた展示・発表をご紹介します。

※すべてのブースの写真を撮影することができませんでした。 悪しからず。

産業教育フェア・専門高校の展示


工業系の展示

 
千葉工業高校 自動車部は「Honda エコマイレッジチャレンジ2016」に出場していて、高校チームとしては、かなりの好成績(124チーム中21位)を残しているそうです。
生徒からマシンの説明を受けました。 スーパーカブのエンジンを使用しているそうです。
全国大会の正式結果によると「Honda エコマイレッジチャレンジ2016」の高校生クラスは、下総高校の自動車部が優勝していて、千葉県はレベルが高いことがわかります。


工業系のブースでは、機械・電気・建築等各科の展示品がありました。 展示スペースに、以前「市工でお見かけした女の先生」がいたので、お話ししました。 今は、東総工業高校にお勤めだそうです。 
先生は、下の動画にある「オムニホイールで動くイス」を操作していました。 来場した小さなお子様が乗車して喜んでいました。
展示の他、電子工作体験のできるコーナーもありました。
 

農業系の展示・発表

 
農業系のブースでは、野菜や加工食品の販売が行われていました。 野菜は午前中でほぼ完売していました。 市価に比べるとかなり安かったです。
近頃、野菜は天候不順で高騰しています。 新鮮なうえ破格で売られていた「高校生の作った野菜」は、特に売れ行きがよかったのかもしれません。
「木工や竹細工の体験」や「花束づくり体験」なども行われていて盛況でした。


農業鑑定実演体験(薬円台高)
農業鑑定実演体験(薬円台高)

薬円台高校園芸科による「農業鑑定」は、ステージ上の参加者に「農業に関するクイズ」に答えてもらいながら、農業に関する知識を解説していくイベントでした。 勉強になります。
 
次回は、ステージで行われた発表をご紹介します。

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コマ大戦 市川工業高校特別場所 決勝

全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所
in
第32回総合技術コンクール

 
主催:千葉職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ千葉)
共催:千葉県製造業コマ大戦実行委員会
日時:平成27年11月28日(土)10:30~
場所:千葉県立市川工業高等学校 機械科演示室(2階)
開催されました。

 
総合技術コンクールの競技の合間を見て、当サイト管理人も、見学しました。 

決勝の様子から

 

「決勝戦の組合せ発表」と「決勝の様子」
「優勝した選手へのインタビューの様子」
「エキシビションマッチの様子」
「表彰式」
「千葉県製造業コマ大戦実行委員会 会長の言葉」
「ポリテクカレッジ千葉 校長の言葉」

決勝の動画から

 
決勝戦は「ポリテクカレッジ成田」と「下総高校」という組合せで、「短大生 対 高校生」という歳の差対決となりました。 
ちなみに、ポリテクカレッジ成田は、厚生労働省管轄の工科短期大学校です。(正式には千葉職業能力開発短期大学校・成田校)
「航空機整備科」と「生産技術科」が設置されていますが、今回出場したのは「生産技術科」の選手と思われます。
下総高校は、成田市にある総合専門高校です。 校名に「工業高校」とは付いていませんが、航空車両整備科(工業系)が設置されています。

優勝したのは、「ポリテクカレッジ成田」(ナリタキャップ)でした。

🎉 おめでとうございます!

 
決勝の試合は、
×下総高校(コマだ3号) VS ポリテクカレッジ成田(ナリタキャップ)○


選手がキャップをかぶっていたのも、そうですが・・・「ナリタキャップ」って、競馬馬のようなネーミングですね。

こぼれ話として・・・実は、下総高校が持参したコマは、20mm以下という規定から僅かに外れたコマでした。 そのままでは出場できないので、市工の工作機械(グラインダ?)を使って微調整したそうです。 (微調整は旋盤での加工ではなかったらしい) 
そのせいで、若干大会全体のスケジュールが押したそうです。

おそらく市工での微調整は、機械操作に慣れている市工の関係者が作業にあたった思われます。 「この微調整が、いい方に転んで2位という成績になったのでは?」と実況の人が言っていましたが、実のところわかりません。

2位になった「下総高校」には、主催者の「ポリテクカレッジ千葉」が製作した「特製土俵」が贈呈されました。 
この「特製土俵」には、千葉県の工業高校・工業系学科を持つ専門高校 全8校の校章が印刷されています。 工業高校が優勝すると想定してか、この「特製土俵」を優勝校に贈呈する予定でした。
しかし短期大学校である「ポリテクカレッジ成田」が優勝した為、次点の「下総高校」に贈呈されました。


エキシビションマッチの動画から

 
エキシビションマッチは、
○(有)シオンの山田社長 VS ポリテクカレッジ成田(ナリタキャップ)×


 
エキシビションマッチは、解説者として招待した「有限会社シオンの山田社長」との対決です。
岐阜にある「有限会社シオン」は、企業同士で対決するレベルの高い「全日本製造業コマ大戦」で全国制覇したことがあります。
技術力の高い企業です。 山田社長はシオンチームの中心人物で、「全日本製造業コマ大戦」でも大御所的立場です。

当然ながら、「ポリテクカレッジ成田」は、山田社長に完敗しました。

動画の中のやりとりを見ていただければわかると思いますが、記念に「有限会社シオン製」のコマ(市販品)が、「ポリテクカレッジ成田」の選手に贈呈されました。 このコマを手本に、更なるレベルアップが出来るとよいですね。

今回の「コマ大戦 市川工業高校特別場所」に参加した選手は、ほぼ全てと言っていいほど、「次回開催することがあれば是非参加してみたい」というコメントをしていました。 ものづくり教育の一環としてコマ大戦の試みが継続されることを期待したいと思います。


「コマ大戦 市川工業高校特別場所」の最終的なまとめ

 
ポリテクカレッジ千葉でまとめた、最終的なまとめがpdfで見ることができます。 下記のリンク先をご覧ください。

「ポリテクカレッジ千葉」の中山校長と閉会後お話をしました。
  
今大会を開催するにあたり関係各位との調整など大変だったということでした。 その甲斐もあり、大会は大成功に終わったのではないかと思います。 「総合技術コンクール」と「コマ大戦」の趣旨は重なる所があり、「ものづくり教育」のPRに大変役だったと思われます。

別件ですが・・・今大会の前日、市工PTAの研修旅行が行われました。 目的地は「日大生産工学部」と「ポリテクカレッジ成田」と「成田空港」でした。 「ポリテクカレッジ成田」では、中山校長もPTA一行と同行したそうです。

  


勝敗表

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今回で「全日本製造業コマ大戦 市川工業高校特別場所」の特集を終了します。